この夏、SuMALLがコラボしたのは、ハンドメイドのガラス製品で人気のガラス工房 Sghr。
職人が一つ一つ手仕事で作りあげた、つややかなグラスに
相撲のアイコンをデザインしたSuMALLだけの逸品。
コバルトブルーにアンバーのガラスを重ねたグラスには、直線的な扇子のデザインを施し、
インディゴブルーとワインレッドのペアグラスには、雲龍型と不知火型の横綱をあしらいました。
今回お話しを伺ったのはSghrの菅原裕輔さん。
以前工房が墨田区にあったことから、
菅原さん自身もたびたび相撲を見に行っていたといいます。
そんな菅原さんはこのコラボについて
「おもしろいなと。日本で作られたグラスに、国技である相撲のモチーフがデザインされるので。」
今回はそんなグラスが作られている千葉県・九十九里の工房を取材しました。
職人の技術と経験がつややかさを生む
グラスが作られている工房の真ん中にあるのは、1400度の炉。中には溶けたガラスが入っており、
真夏には室内の気温が50度近くになるほど暑くなるといいます。
Sghr製品の特長といえば、あたたかみのあるデザイン。
普段からガラスに向き合っている職人自らデザインしています。
それも幅広い世代の職人が活躍するSghrならでは。
そして今回の商品であるデュオは、つややかなガラスを2色重ねたSghrの代表作。
作るには、職人の確かな技術が必要です。
硝子の美しさを引き出す技術が、「型吹き」。
水をかけた型に入れることで、ガラスと型の間に水蒸気の層ができ、型に直接触れることなく滑らかでつやっぽい仕上りになります。
この「型吹き」、習得するのに10年はかかるそう。
「ガラスの色や季節によって粘度も異なるうえ、溶けたガラスは重さをはかれません。職人自らの経験や勘で一つ一つ作っていきます」と菅原さん。
今回のグラスは、2色のガラスを重ねているため、この「型吹き」の工程を2回。
1回目が冷めきってしまうと、2回目のガラスをまくときに温度差で割れてしまうため、素早く2分以内に巻いていかなくてはなりません。
そのため、経験を積んだ5人の職人が手早く作業し、2色のガラスを重ねていきます。
ガラスの液体からグラスに形が変化しても、その温度は500度。
人の手で触れられる50度までゆっくりゆっくり冷やしていきます。
切り口を磨ぎ、さらに滑らかに。
商品としてお手元にわたるまでには、20人近くの職人が手仕事で作り上げていきます。
REWORK
しかし職人の技術をもってしても、気泡が入り正規品にならないグラスもあるといいます。
「ガラスは水と違って粘度があるので、気泡が抜けきらないんです。でも作りはひとつひとつ丁寧に作っている自信がある。だからこそ、しょうがないなとはならなくて」
その思いで販売を開始したのがREWORKです。
ガラスに生まれる微細な個性により正規品にならなかったものに、相撲ならではのモチーフで新しい価値を。
菅原さんは、「施された横綱も扇子もシンプルなので、ガラス製品だからこそ生まれる影も魅力の一つ。お酒をロックで楽しむのもおすすめですが、普段使いしやすいと思います。ガラスの魅力をぜひ楽しんでほしいです。」と話していました。
相撲が好きな皆様の生活に、ガラスの美しさで彩りを。
商品はこちらから
【限定】Sghr REWORK duo 扇子 – お相撲さんのショッピングモール SuMALL(すも〜る) (sumo.or.jp)
【限定】Sghr REWORK duo 横綱/ペア – お相撲さんのショッピングモール SuMALL(すも〜る) (sumo.or.jp)